ペットの健康診断は病気の早期発見と健康状態を知るために

PROシリーズ

ペット達も長寿の時代になり、ヒトと同じように高齢化がすすむことでがん、心臓病、腎臓病など病気への心配事も増えてきました。
また、それと同時に近年ではペットの体調管理への関心も高くなり、動物病院でペットの健康診断を行う方が増えてきています。
そもそも、健康診断とはなんのために行うものなのでしょうか。
 大阪府吹田市にあるアイン動物病院の美濃部五三男先生にお話をお伺いしました。

ペットの健康診断はその子の健康な状態を知るために

まずはじめに、私の印象に残っている体験からお話させていただきます。
健康診断として、画像検査(胸部・腹部レントゲン・超音波検査)と血液検査(CBC/生化学検査)を実施したときには、全く異常が見つからなかった子がいました。1ヵ月後に来院されたとき、なんとなく呼吸が早いことに気がづきました。
飼い主様も少し元気がないとおっしゃったので、胸部レントゲンを撮影したところ左肺にソフトボール大の腫瘤と思われる陰影が写りました。 
1ヶ月前に撮影した胸部の超音波とレントゲンは画像専門医2名に読影を依頼しており、この時点では全くの正常であるとの回答でした。健康診断をしていなければ、数か月前から大きくなっただろうとの推測になり、飼い主さんも「もっと早く見つけてあげれなかったのか」、「することがあったのではなかったか」と自責の念が強くなっていたと思います。

健康診断は早期発見の意味合いもありますが、この時には問題がなかった。もしくは、何か異常が見られたときにその子が健康であるときの状態と比較するための検査という認識です。
たとえば犬の場合、南は沖縄、北は北海道、チワワからセントバーナードなど400種を超える種類があります。
猫は約100種類あるといわれ、生活様式はそれぞれです。
標準参考値や正常値はあくまで平均であり、その子の正常値・標準値とは異なります。
そのため、その子の健康時の数値を知ること、異常時に比較できるデータや画像があるということが大切になります。

10月13日はペットの健康診断の日

10月13日は(じゅういさん)の日とされ、ペットの健康診断の日です。
この機会に、大切な家族の一員であるペットたちの健康のため、健康診断をおこなってみませんか。
まずは、お近くのかかりつけ医にお問合せ、ご相談ください。

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